蛮神タイタンを倒しました。
このままにはさせない
急転直下
暁の血盟という組織に所属して、気づいたことがあります。
この倉庫なんだか待合室なんだかみたいな大きなホール、実は物語が進行していくごとに、人が増えていくんですよね。
最初は暁の賢人たちしかいなかったのに、まったく見知らぬキャラが、盟主のミンフィリアにスカウトされたとかで、いつのまにか血盟のメンバーになっている。
そしてここで、それぞれ思い思いのことをしながら、待機してるわけです。
あるいは依頼を受けて、一時ここを離れる人もいましたが、クエストの道中なんとなく見に行ってみたら、また暇そうに油を売っていたり。
特にここにいるキャラたちがメインシナリオに絡んでくるとかはないのですが、この気づけばなんとなく仲間が増えていっているという地味な描写、私はけっこう好きでした。
他のゲームで例えるならドラクエの移民の町とか、幻想水滸伝とかは城が発展していくほどに、NPCの数も増えていくんですよね。
やっぱり楽しいじゃないですか、拠点がわいわい賑わっているというのは。
自分たちの組織が徐々に力をつけていっていることの証明でもあるし。
システムになんら加算されることはなくても、単純に頼もしい。
いるだけでなんとなく眺めたり、会話を聞いて回って回収したり。
暁の血盟の本部ってクエストの節目に必ず帰ってくるのですが、そのつど、なんとなくここに顔を出してみて「お、今回は増えてないな~」とか、「立ち位置が変わってる!」とか小さな発見を見てひとりでニヤニヤしてました。
だから。
だから、後悔する。
もうスクショ撮れないんだなあって。
もっと撮っておけばよかったなあって。
当たり前のことだったから、記録に残すようなことでもなかったから、彼らのスクショはあまり撮影していない。
ゲームだしいつでも撮れるしな~って。
でも、オンラインゲームは、セーブ&ロードで巻き戻せないんですね。
起こした現象は、起きてしまったことは、もうひっくり返らない。
絶対に。
例えばRPGでパーティを永久離脱するキャラがいる場合、その直前にセーブデータを取っていれば、そのキャラとはいつでも会える。
ロードすれば。
それが当たり前だと思ってたから、そうすることができないとき、なんだかむしょうに寂しくなる。
そっか。
もう会えないのか。
ただ、ここで絶対に終わらせない。
必ず報わせる。
それが、彼らが私に最期まで夢見た、『光の戦士』の役目なのだろうから。
かの英雄なら、もしかしたら、こうはさせなかったのかもしれない。
だから私は、光の戦士ではないのかもしれないけれど。
彼らの託された願いはすべて抱えて進みたい。
本物でも、まがいものでも、私は。
『光の戦士』になるんだ。
――みたいなことをやってる最中はマジで思いました。
帝国とかいうユグドラシル絶対ゆるさねえ!
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